支部長からのご挨拶
支部長 山田 幸正
みなさん、こんにちは。
令和元年5月より、神戸支部の支部長に就任させていただいております山田幸正(やまだ ゆきまさ)と申します。
司法書士は、何をする人?と思われている方はいないですか?また、弁護士や税理士はわかるけど、司法書士と行政書士はどう違うの?と思われている方はいないですか?
明治5年、司法書士制度は制定されました。司法書士は150年近い歴史の中で、これまで土地建物の売買、相続等の不動産登記手続や会社法人の設立等の商業法人登記手続、さらには裁判所への提出書類の作成業務を通して、市民の権利を擁護してまいりました。
現在では、成年後見人として、高齢者や障害のある方の権利擁護に取り組み、簡易裁判所における訴訟代理業務、相続財産管理人への就任、空き家・所有者不明土地問題への対応、災害復興支援等の活動を積極的に行っています。
令和元年6月6日成立の司法書士法改正により、司法書士法第1条に「司法書士は、この法律の定めるところによりその業務とする登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、もつて自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。」との使命に関する規定が新設されました。
本改正を踏まえ、これからも「身近なくらしの法律家」として、市民の皆様の期待に応えて、その役割を果たすことができるよう努力をして参ります。
今後とも司法書士をよろしくお願いいたします。
神戸支部の紹介
司法書士となる為には、司法書士となる資格を有する者が日本司法書士会連合会に備える司法書士名簿に、氏名、生年月日、事務所の所在地、所属する司法書士会その他法務省令で定める事項の登録を受けなければならない(司法書士法第8条)こととなっており、兵庫県内に事務所所在地を有する司法書士(および司法書士法人)は必ず、兵庫県司法書士会の会員となります。
兵庫県司法書士会においては、その下部組織として、地域ごとに支部を設けており、神戸支部は、西区を除く神戸市内(垂水区・須磨区・長田区・兵庫区・中央区・灘区・東灘区・北区)に事務所を構える約360人(令和元年6月末現在)の司法書士(および司法書士法人)全員で構成されています。兵庫県司法書士会の1000名を超える司法書士会員のうち、その約3分の1が神戸支部の会員です。
神戸支部では、兵庫県司法書士会、市役所などと協力しながら、無料法律相談会を開催し、また、会員の資質向上のために各種研修会などを実施しています。
本ホームページの運営を通じて、司法書士に関連する情報を発信し、一般市民のみなさまに司法書士をより近い存在として認識していただけるよう努力を重ねて参りたいと思っております。